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INTERVIEW
企業だけじゃない、女の子、男の子、ギャルにだって社会的責任はあるんだ!

中村 暖さん(2014セミファイナリスト/ファッションブランド「DAN NAKAMURA」)

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いま仕掛けている事業について教えてください。

ファッションブランドDAN NAKAMURAとして「GSR」をコンセプトに様々なプロダクトを制作しています。
一般的に会社の社会的取り組みをCSR(corporate social responsbility)というのに対して、GSRとはgirl,guy,GAL, social responsbilityを略していて、企業の社会的責任だけでなく、女の子、男の子、ギャルにだって社会的責任はあるんだ!ということを表現してます。
フェアトレードの素材や廃材のリサイクルなどで社会的ストーリーをデザインしたり、社会が良くなる仕組みでつくられた素材をよりクリエイティブにデザインしたりして、ファッションを楽しむことが結果的に様々な社会の問題に関心をもつキッカケになったり、社会の課題を解決する行動につながったり、そんなことをイメージして、今現在はジュエリーを中心に、様々なプロダクトを制作しています。
例えばこれは、渋谷のセンター街に落ちているタバコをそのまま、現物の形を3Dスキャンして、現物そのままのシルバーのジュエリーになってるんです。
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誰かのポイ捨てしたタバコの後の行為のゴミは、僕にとってジュエリーで、誰かにとっては、ゴミかもしれない、そんなコンセプトでつくりました。

中村暖さんにとって、TOKYO STARTUP GATEWAYはどんな価値がありましたか。

大学生の僕でもたくさんの素敵な大人の方々と一緒の環境でビジネススキルを磨いたり、事業をブラッシュアップすることができ、一回一回の集まりが新鮮で、毎回楽しみでした。
また、そんな僕を起業家の卵として接して手厚くサポートしてくださった事務局の方々やメンターの方々とは、コンテストが終わった今でも、ビジネスの分野の相談だけでなく、様々な相談に乗って頂いたり、オフィスや食事に誘って頂いたりしています。
本当に素敵なみなさんと一緒に切ることができるスタートは、安心感とワクワク感と少しの不安でいっぱいです!

最後に、2020年に向けたビジョンをお聞かせください!

2020年は、僕は25歳!
一番、脂が乗ってて旬の時期だと思っているので、誰よりもハングリーに誰よりもクリエイティブに活動していきたいです。
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2020年の東京オリンピックは、世界中が東京に注目します。
競技だけでなく、現地のホスピタリティや現地の起業家のビジネス感覚やクリエイターやアーティストなどにも全世界が注目するので、これは、僕たちにとって自分を世界にアピールするチャンスであると共に、課題先進国の日本をから世界を変えるような社会的事業のモデルを作り出す機会だとも思っています。
変化する時代と共に、自分自身も成長して、2020年を迎えたいです!

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[ PROFILE ]

中村 暖さん(2014セミファイナリスト/ファッションブランド「DAN NAKAMURA」)

佐賀県出身1995生まれ。16歳の時に世界一周を経験する。高校時代に日本全国を行脚し、2000人以上の人々を巻き込みながら絵の制作を行い、展覧会を開催する。展覧会実行委員長として、優れた社会起業家の資金調達を表彰する第4回日本ファンドレイジング大賞特別賞を17歳の時に受賞。高校卒業後は、京都造形芸術大学に進学。アーティストとして全国に作品を展示する傍ら、ジュエリーコレクションのプロデュースや、行政関係の委員を務めるなど独自の社会に対する意識とクリティブな思考を活かし、幅広い分野で活動を行っている。2014年から独自のファッションブランド「DAN NAKAMURA」として現在も様々なプロダクトを制作している。2015年より世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーに選出され、現在20歳。

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