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Interview
すべての赤ちゃんの健康と幸せなパートナーシップづくりを目指す看護師による妊活準備プランニングサービス

矢込香織さん さん(なし/TSG2022 ファイナルミートアップ プレゼンター Smart Nurse 代表 )

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連載インタビュー『400文字の夢のつづき』。

 

TOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)出身起業家の皆さんに、取り組まれているプロジェクトや起業までのストーリー、そしてTSGにエントリーした当初のお話や、エントリーを考えている人への応援のメッセージをお伺いしています。

 

エントリーを検討されている方、そして、幅広く起業をお考えの皆さんのヒントになるはずです。

ー簡単に自己紹介をお願いします。
看護師としてNICU(新生児集中治療室)で働いていました。小さすぎる赤ちゃんがどうしたら減るかを長年考えていました。妊娠前の女性の健康状態を良くしないと小さな赤ちゃんが生まれてしまう問題が改善しないのですね。

 

だからこそ私がビジネスを起こすことで、赤ちゃんたちの未来が良くなったらよいなと思って、TSGにエントリーしました。


ー今取り組んでいるプロジェクト・事業を教えてください。
 

結婚したばかりのカップルの方で、1年は自分たちの時間を楽しんでから妊活したいという方々を対象にSmart Nurseというサービスを始めました。

 

看護師がカウンセリングをしながら、1年間を妊活の準備期として、おすすめの予防接種や検査など、お一人お一人に合わせたプランニングをしています。

 

妊活を始めてしまうと間に合わない予防接種もありますので、早め早めに計画立ててしてほしいと思うのですが、結婚前後のカップルの皆さんはご旅行の予定などでお忙しいことも多いです。

 

皆さんのご希望・ご要望をお伺いして、WHOなどが提唱する「プレコンセプションケア」の概念に基づいてエビデンスに基づくプランニングを行っています。

 

プレコンセプションケアは日本ではまだまだ広がっていないのですが、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。

 

 

 

ープライベートはどんな人?(TSG先輩が普段どんな生活スタイルなのか、どんなものが好きなものを教えて欲しいです)
1歳すぎの娘がいます。ママをやりながら、大学院に通っています。

大学院では、プレコンセプションケアについて、さらに専門的な知識を身に着けたいと思って学んでいます。

 

子育て、大学院生、看護師、ライターのお仕事と、やりたいことを詰め込んだ毎日を送っています。

アクティブと言われますが、飲み会に行ってもしゃべれず、はじっこでお茶を飲みながら過ごしているタイプです(笑)

 

 

娘が大人になるときにプレコンセプションケアが普及している日本にしたい

 

 
ー今の事業をやりたいと思ったきっかけは?
プレコンセプションケアに関しては、5年以上前から何かをしたいと思っていました。

でも病院やクリニック内ではシステムがなく、とはいえ自分でビジネスをするという覚悟も持てずにいました。

 

 

子どもが生まれて自分のための時間も無くなっていく一方で、娘が大人になるときにプレコンセプションケアが普及している日本になってほしい、やるなら今しかない!と思って進めています。

 

また、看護師として働き始めた時から、プレコンセプションケアに関心があったので、ライターとして女性の健康の記事を書いていました。ライターとしては、クライアントさんが求める記事しか書けないので、自分のやりたいプレコンセプションケアを世に広めるには、ビジネスを何かしなければと思ったのも理由の一つです。

 

 

ー起業したいと思った時期、TSGには起業を見据えて参加しましたか?(TSGに参加した目的や参加した時の状況を教えてください)
昨年が3回目の挑戦でした。過去2回はどちらも2次審査で落ちてしまっていました。

 

看護師しかしていないので、ビジネスというものが全然わからないこともありました。

自分の障壁となっているものを何とか越えたいと思って、TSGに毎年応募していました。

 

 
ー今後実現したい世界やビジョンを教えてください。
「すべての赤ちゃんが生まれた瞬間から、最大限に健康な世界を作りたい」と願っています。

 

お母さんが自分には栄養が足りていなかったことを知らなかったり、風疹のワクチンが必要なのにお母さんが受けていなかったりしたことで、病気や小さすぎる赤ちゃんが生まれてしまうことがあります。予防可能な疾患をできる限り減らしたいです。

 

また妊活についてカップル二人で話し合っていくことで、パートナーシップもよくなることがあります。

 

赤ちゃんの健康と幸せなパートナーシップ作りの輪が循環していくことを目指しつつ、みんなが幸せになれたらいいなと思っています。

 

ー矢込さんにとって、TSGスクールやTSGの選考のプロセスはどんな価値がありましたか?起こった変化や気づきなどがあれば教えてください。

実は、TSGには応募していても、まわりの人には伝えてこなかったのですね。

 

昨年、スクール部門で、皆さんに応援していただいて、ファイナルミートアップの最終プレゼンターに選ばれてから、自分のやりたいことをまわりに発信できるようになりました。

 

看護師としてのスキルもまだ未熟であるのに、ビジネスをしたいというのは、大それたことだと思って言えなかったんです。

 

TSGに参加して、色々な人からフィードバックや共感の声をいただく中で、自分のやりたいことは社会的に意味があると思えました。

 

だからこそ、やってみよう。やった方がいいんだと自信を持てるようになったことが、一番得たものだと思います。

 

 

相互フィードバックでビジネスアイデアが磨かれ、より共感されるサービスに

ー記憶に残っている参加中のエピソードはありますか?
TSGは同期のつながりが凄くありがたい場でした。

 

同期の方に、月経や女性の健康に関する話の講師を探しているから話をしてほしいと呼んでいただくこともありました。皆さんのやりたいことと自分の活動が重なって、新しいプロジェクトも始まりました。

 

ファイナルミートアップでは、メンバーでLINEグループを作り、グループごとに相互フィードバックを重ねていたので、最初の時よりも「プレゼンすごくよくなった!」とみんなで盛り上がっていました。

 

同期との深いつながりや、みんなで頑張ろうという意識が生まれたことが印象に残っていて、とてもよかったと思っています。

 

 

 

ーファイナルミートアップの発表者に選ばれた理由は何だと思いますか?
プレゼンも思いも周りの人も素晴らしかったですし、自分が選ばれるとは正直思わなかったですね。プレゼンの後、皆さんと交流したときに、女性からすごく共感の言葉をたくさん頂きました。妊活への注目の高まりや、言いにくいことを言える時代の流れにも合っているのかなと思いました。

 

ファイナルミートアップの後は、男性からの共感もとても多く、実は自分も妊活を始めようとしているけれど、自分が何ができるかわからないと思っていたと声をかけてもらいました。

 

 

当初は、女性向けのサービスとして考えていたのですが、TSGの同期の方にカップル向けのサービスにした方がよいのではないかと言われ、男女向けサービスとしたことでより一層共感をしてもらえたように思います。

※Smart Nurseのお客様の声

 

 

応援してもらえたことで、自分のやりたいことへの自信がついた

 

 
ースクール部門のファイナルミートアップがあったことは矢込さんにとって、どのような価値・インパクトがありましたか?
起業は、みんなに認められるようなすごい人でないとできないと、去年まで思っていました。

 

TSG2022からファイナルミートアップができて、こんなに応援してもらえると思っていなかったです。凄い人から認められるだけではなく、まわりにいる人から応援されることで起業の道が開けることもあるのだというのが得られた気づきでした。

 

 

 

 

ー10周年を迎えるTSGへの期待は?
これからもTSGが続いてほしいと思います。

TSG2023もエントリーします。

 

去年と同じで、ETIC.さんが運営になって嬉しいです。

400字から始まって仲間が創れる場ってありそうでないので、ずっとあり続けてほしいというのが一番の願いです。

 

 

ーこれからTSGにエントリーする方へ応援メッセージと今年の応募に向けての意気込みをお願いします。
 

「夢って語らないと始まらない」ということが、TSGでの一番の学びだと思っています。

 

応募してみたいなと思っている人、私みたいに自信がない人は、まず400字で語ってもらいたいです。

 

それだけで道が開けることもあります。

迷っている人は、たった400字だから書いてみてほしいと思います。

 

 

私自身は去年の400字は夢を語ったので、今年はもっと現実を語りたいと考えています。

そんな風にステップアップに使っていきたいですね。

 

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TSG2023の締切は、7/9(日)23:59です。

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エントリーをお待ちしています!

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[ PROFILE ]

矢込香織さん さん(TSG2022 ファイナルミートアップ プレゼンター Smart Nurse 代表 )

看護師として大学病院のNICUなどで勤務。そこで出会った低出生体重児たちに衝撃を受け、プレコンセプションケアを知る。その後、メディカル系情報配信会社で執筆・編集に携わったのちにフリーランスに転身。プレコンセプションケアのコンテンツ制作に関わるも、それだけではケアの普及には足りないと思い、起業を志す。

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