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東京発・400字から世界を変える、スタートアップ ビジネスコンテスト
「TOKYO STARTUP GATEWAY」(TSG)TOKYO STARTUP GATEWAY 2025 コンテストは、テクノロジーから、モノづくり、ソーシャルイノベーション、リアルビジネス、グローバルを見据えた起業など、分野を越えて、「東京」から世界を変える若き起業家を輩出するブラッシュアップ型コンテストです。また、同じ志をもつ“起業同期”と出会うことができるコミュニティでもあります。
優秀で実現可能なビジネスプランなど、初めは必要ありません。「こんな世界や世の中をつくりたい、みてみたい。」その、あなたに秘めた夢・情熱こそが全てのはじまりです。
この場に集まる仲間や応援団と共に、真に世界を変えていける力を、思い切り磨いていってください。
世界を変えるのは、きっと一人ひとりの情熱です。これまでの発想や想像力を超えて、これからの10年、これからの100年を、大胆に描く皆さんからのアイデアを楽しみにお待ちしています。
400字で応募可能な
スタートアップ
コンテスト
学業、仕事、子育て、趣味…
あなたの経験が、ビジネスアイデアになる。
TOKYO STARTUP GATEWAYとは
ABOUT
応募原稿の紹介
CASE STUDY
過去のファイナリスト、セミファイナリスト4名のコンテスト応募時の400字原稿です。
「どんな事を書いたら良いのだろう」と悩んでいる方は、
実際の原稿を参考に400字のビジネスアイデアを作ってみてください。
※コンテスト応募時の内容になります。現在の事業内容やビジネスプランとは異なる場合がございます。

大崎 雄也さん
23年セミファイナリスト
株式会社Plaru
観光客の課題を解決して得た旅行計画データを活用し地域の観光DXを実現
私は観光DXで”稼ぐ地域”を増やし、人口減少による未来への不安を希望に変えたい。そのためにNTTで観光客動向を把握する人流データ分析を実施し、自治体・企業のEBPMを推進してきた。しかし既存のGPS分析サービスでは移動経路データと属性(年代・性別・住所)データを掛け合わせて分析するが、観光経路を左右する観光目的や趣味・帯同者のデータがない事に加え、観光客・住民・業者等の切り分けが難しく、観光客の傾向を捉えきれない課題があった。そこで観光客が旅行ルートを考える際に、気になった全スポットの場所を調べて何度も組み合わせており、手間を感じている課題へ着目した。出発地・目的地・時間・趣味・帯同者を入れると、訪問可能なルートが検索できるアプリを通じて旅行計画を支援。結果、趣味などの情報を補完した旅行計画データを蓄積・提供できるため、自治体・企業が観光客の傾向を捉えた商品創出・情報配信ができる世界を実現したい。(企画3名・技術者4名の7人で推進。6/23に観光客向けアプリのプロトタイプを内製開発)

小野 衣子さん
23年ファイナリスト
VxTech株式会社
テクノロジーの力で子供たちが安心して通学できる社会を創る
私が初めて性被害に遭ったのは4歳。今でもあの日の事を忘れることができません。 令和2年13歳までの子供が受けた性犯罪の認知件数は708件。年齢別でみると、小学校への進学を境に「強制わいせつ」は未就学児より約6.4倍に増えます。これは子供が一人で通学する機会の増加が背景にあります。性犯罪者は、私たちが考えている以上に冷静かつ計画的に、ターゲットを絞って子供たちに一生消えない傷を残していきます。 私は、通学中の犯罪を0にするためAIを活用した子供用のウェアラブルデバイス「EYE BELL」の開発をします。一般的な防犯ブザーと異なる点は、子供自身がボタンを押して周りに危険を知らせるのではなく、危険を察知し警告をするのはAIである点。まずAIが音声で犯人へ警告、周りへ危険を知らせると同時に、親や警備会社、警察へ子どもの現在地、危険な状況を通報します。 「EYE BELL」が犯罪を未然に防ぎ、子供たちが安心して通学できる社会を実現します。

横山 真輔さん
23年セミファイナリスト
株式会社ウニベル
大学連携と国内留学制度で、大学の学びを進化させる
コロナ禍で大学が直面している2つの危機に触れました。1つは地方学生の体験格差・都市圏コンプレックス。2つ目は財政難・入学定員割れ。私にとって大学は様々な可能性を広げてくれた場所だったため、危機を知ってから自分に貢献できることはないかと考え始めました。まずは全国の学生・教職員50名近くにインタビュー。学生の成長には「自ら一歩踏み出す経験が大事」ということを知り、さらに研究を進めるとEUのエラスムス計画を知りました。「これだ!」全国の大学間連携を構築し、国内留学プログラムを作ろうと思いました。門外漢である私こそが、当事者間では難しいエリアを超えた連携を作れるのではないか。また、広く連携することで新たな収益源の模索が出来ると考えています。この秋、全国から学生を集める形でトライアル事業に挑戦します。プログラムを通じて学ぶ場所を一大学だけではなく、連携によって全国どこでもキャンパス化を実現させます。

猪村 真由さん
23年セミファイナリスト
一般社団法人Child Play Lab.
入院中のこどもたちを対象にしたイノベーション教育
「こどもたちのワクワクは生きるエネルギーだ。」 私はそんな未来を夢見て、毎日こどもたちと向き合っている。 何かしらの治療が必要になって、入院するこどもたちは全国に35万人。その多くのこどもたちは闘病生活によって、勉強が遅れたり、友達との関係に困りごとを抱えたり、治療以上に大きな課題を抱えることが多い。幼少期に小児がんを患い、早くに命を落とした私の友人も、そのうちの1人だ。 そんなこどもたちが、「僕、入院してたけど、その時間があったから、こんな出会いがいっぱいあったんだ!」そう入院体験をポジティブなものとして受け止め、次なるステップにできたら、そう考える。 だからこそ、こどもたちの「探究心」「冒険心」を養い、ワクワクが生きるエネルギーになる力を身につける、いわばイノベーション教育を入院中のこどもたちに提供する。慶應義塾大学とスタンフォード大学の協力を得て、現在カリキュラム作成中であり、これから届けていく。