開催終了
「住民主体のまちづくりと、関係資本の活かし方」講座
~人口ゼロからの挑戦。「加点法」でのまちづくりを進める浪江町の事例に学ぶ~
#社会関係資本 (ソーシャルキャピタル)
#まちづくりコーディネート
#極地アントレプレナー
日時:2018/02/13(火)19時30分〜21時00分
会場:NPO法人ETIC. (エティック) 渋谷オフィス
沢山のご参加ありがとうございました。
この講座について
地域を巻き込んで何らかの事業を行う場合、どんなに優れたビジネスプランがあっても、それだけではうまくいきません。若者がいないから、マーケットが小さいから、誰もやったことがないから…と、地域を巻き込んだ事業の難しい理由は、あげだしたら切りがないかもしれない。
しかし、本当にそうだろうか。
極限状態から、諦めないことを選び、誰もが答えを持たず、難しいと思うことを面白がり、楽しみ尽くす。「極地アントレプレナー」とも呼べる人たちがいる。
本講座では、原発事故により全町避難を余儀なくされた福島県浪江町が、人口ゼロからどのように交流人口やまちの賑わいを取り戻そうとしているか、その究極のまちづくりを事例に取り上げていきます。
浪江町では、例えば、まちなかでキャンプをしたり、他にも、サバイバルゲームなど、万人受けはしないし、変わっていると思われるかもしれないけれども、こういう状況だからこそできることにも取り組んでいます。
人々の「やりたい」という気持ちを引き出してくことがなければ、いつまでも机上の空論のまま。、様々なステークホルダーの巻き込み、関係性の中から価値を作っていく、そんな力が地域で事業を行う際には求められます。
まちの人と、そこに興味を持った仲間と、自分のやりたいことをこのまちならできる、チャレンジできる風土を活かしていく。それを支える関係資本の活かし方について深めていくことができればと思っています。
講座の内容
今回は、福島県浪江町に新しくできたまちづくり会社の仕掛け人の一人でもある
菅野孝明さんをお招きし、お話を伺います。
全町民が分散避難することとなり、なかなか先が見えない中で、
さまざまな住民感情と一方で世界からの注目がある中で、
どのように自身の信念を持ち続けたのか。
また、そのような状況下で、どのように人々を巻き込んでいったのか。
さらには、どんな未来を目指しているのか。
確かな情熱で、創りたい未来を描き、人や組織を巻き込みながら
常識を覆すアイデアを実現してきた菅野さんの生々しい実話をもとに、
どんな危機をも乗り越え、むしろワクワクしながら挑んでいくような、
世界を変える「創造」と「変革」の仕掛人としてのあり方や視点を、
参加者それぞれが見出せる機会にしていければと思います。
【参考記事】https://drive.media/posts/18429
講師紹介
菅野 孝明 氏 浪江町役場 まちづくり整備課 計画係 建設コンサルタント、進学準備教育企業を経て、2012年にNPO法人ETIC.の「右腕プログラム」 浪江町復興支援コーディネーターに応募し採用される。 派遣後は、町民の広域分散避難の中での津波被災地復興および 中心市街地のまちづくり計画作成・調整支援、住民との合意形成支援を行ってきた。 2015年4月~9月まで他町村の支援のために一旦ふくしま市町村支援機構へ転職するも、 10月からは浪江町に戻り、現在は町全体の復興事業のハード・ソフトの進行管理支援を行い、 役場内の横断調整や課題解決支援を通し、人口ゼロからの「加点法」でのまちづくりに挑戦している。 |
開催概要
- 日 時:
- 2018年02月13日(火)19時30分〜21時00分
- 会 場:
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NPO法人ETIC. (エティック) 渋谷オフィス 地図はこちら
渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル 5階
渋谷駅徒歩10分・原宿駅徒歩9分
特記事項
※本講座は、定員に達し次第、締め切らせていただきます。
※19時15分より開場・受付を開始します。 19時30分より開始となりますので、5分前までにはご着席ください。
お申込み
本講座は終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。