この講座について

世界も注目する長寿企業大国、日本。
創業百年以上の企業がなんとおよそ20,000社とも言われていますが、それを支えているのが、全国各地の家業イノベーターたちです。

時代の変化を感じ取り、その時代その地域に必要な商品・サービスへと進化を遂げてきた結果が、長寿企業であり、そこには必ず、先代の資産を受け継ぎつつも変革に挑戦する後継者の奮闘がありました。

団塊世代が後期高齢者に達するといわれている2025年を目前に、今、日本は空前の事業承継ビックバンを迎えています。

今回の講座では、家業をもつ人たちのキャリアの築き方や、どう時代を読んで事業を仕掛けてきたのか?秘訣に迫ります。

講座の内容

(1) イントロダクション
(2) ゲストによる講義
(3) 質疑応答

今回は、元祖家業イノベーターの久米繊維、久米社長と、農業界で事業承継問題に長らく取り組んできたみやじ豚の宮治社長とが対談します。
久米社長は「日本だからできるものづくり」を掲げ、エコやグリーン電力に徹底的にこだわった久米謹製の国産Tシャツを生み出すほか、異業種とのコラボレーションや教育分野での活動等でも注目されています。

一方、宮治社長は、社長就任直後からブランド化に取り組み、「みやじ豚」を神奈川県のトップブランドにまで押し上げました。その後も、農業界の事業承継問題に着目し、2016年ころに「家業イノベーション・ラボ」を立ち上げ、中心メンバーとして全国各地を飛び回り、「家業イノベーター」のコミュニティを広げる活動を行っています。

講師紹介

久米信之 氏 久米繊維工業株式会社 取締役会長 久米信之 氏 /久米繊維工業株式会社 取締役会長 1963年墨田区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、証券会社などを経て家業の国産Tシャツメーカー久米繊維工業の3代目に(現・取締役会長)。APEC2010中小企業サミット日本代表。日本発ものづくり提言プロジェクト発起人。明治大学商学部「ベンチャービジネス論」講師。日経インターネットアワード「日本経済新聞社賞」、IT経営百選「最優秀賞」、東京商工会議所「勇気ある経営大賞 特別賞」など受賞。墨田区観光協会理事としても、地域の観光・産業振興に挑む。ベストセラー『すぐやる!技術』をはじめ、著書多数。

宮治勇輔 氏 株式会社みやじ豚 代表取締役・NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事 2001年、慶應義塾大学総合政策学部卒業後、株式会社パソナに入社。2005年6月に退職し実家の養豚業を継ぎ、2006年9月に株式会社みやじ豚を設立し代表取締役に就任。独自のバーベキューマーケティングにより2年で神奈川県のトップブランドに押し上げる。みやじ豚は2008年農林水産大臣賞受賞。日本の農業の現状に強い危機意識を持ち、最短最速で日本の農業変革を目指す「特定非営利活動法人農家のこせがれネットワーク」を設立。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするため、農業に力を入れる地方自治体のPR活動の支援、若手農業者向けの研修、講演などで全国各地を飛び回る。

開催概要

特記事項

※本講座は、定員に達し次第、締め切らせていただきます。
※18時45分より開場・受付を開始します。

お申込み

本講座は終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。

講座一覧へ戻る