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INTERVIEW
美味しさ・健康・環境が共存するアボカドジュースでサステイナブルな世界へ。

齋藤幸枝さん(2020セミファイナリスト/La Perle代表)

昨年度から始まりました 連載インタビュー『400文字の夢のつづき』。
2022年度は通年でTOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)出身起業家の皆さんに、
取り組まれているプロジェクトや起業までのストーリーをお伺いしていきます。
エントリーを検討されている方、そして、幅広く起業をお考えの皆さんのヒントになるはずです。

それでは、齋藤 幸枝さんのインタビューです。

 

パティシエの経験をいかし、オリジナルジュース事業を展開。

ー簡単に自己紹介をお願いします。

齋藤 幸枝です。
昨年、アボカドジュース専門店「AMAZING JUICE」を創業、現在は吉祥寺にてお店を運営しています。子どもの頃からの夢はパティシエで、ケーキで感動を提供したいと製菓専門学校に進学。卒業後は「パティシエ・シマ」や「セバスチャン・ブイエ」、みなとみらいの結婚式場などで10年間勤務しました。

その後、私自身がアボカドジュースに出会い感動し、パティシエの経験を活かしてオリジナルのジュースを開発。このアボカドジュースを通して多くの方に感動を共有したいとポップアップ出店からスタートしました。

ーちなみにプライベートではどんな方ですか?生活スタイルや好きなものについてぜひ教えてください!

田舎出身なので、たまに無性に自然に触れたくなり、ふらっと自然の多いところや景色の綺麗な場所に出かけたりします。アボカドという健康に良い食材を事業で取り扱いながら、健康とは真逆な濃い豚骨ラーメンが好きだったりします。笑

 

アボカドを起点にしたアップサイクル。

ー今、仕掛けている事業のミッションや活動内容を教えてください。

事業ミッションは「Serendipityな1杯から笑顔咲くSustainableLifeを」をもとに、1杯のアボカドジュースとの偶然で素敵な出会いからサステイナブルな暮らしを考える。美味しさ・健康・環境が共存する笑顔咲く世界を目指しています。

そして、事業概要は「アボカド起点のアップサイクル」です。まずはアボカドジュースやアボカドスイーツで「新しい食文化の創出」を行いながら、「アボカドジュースを、アボカドの種でできたストローで飲む」という面白い体験や、飲み終わったカップとジュースを作る際にでた種を活用したアボカド栽培体験も提供し、プラスアルファなライフスタイルをお届けしています

ー取り組まれている事業・プロジェクトをやりたいと思ったきっかけを教えてください。

人生で初めて自分が何をやりたいのかがわからなくなり、全てにおいて無気力だった時期にたまたま出会ったのがアボカドジュースでした。アボカドが飲み物になるの!?という衝撃と、想像を覆す美味しさに感動をして元気をもらいました。
改めて食の力は凄いと感じたと同時に、このAMAZINGなJUICEを事業にしたら面白い!多くの人に感動を届けたい!と単純に思ったことがきっかけでした。

パティシエの経験に起業の基礎をプラスしたい!

※画像:サスティナブルな店作りに取り組む「SHAKE SHACK」さんと開催したアボカド栽培ワークショップの様子。左側は共同創業者の中塚智恵さん。

ー起業したいと思った時期はいつですか?また、TSGに参加しようと思った時の状況や参加した理由を教えてください。

起業したいと思ったのは2019年の秋です。これまでパティシエの経験しかなかったため、TSGに参加した2020年は起業をするための基礎を学びたいと行動していた時期でした。たまたま電車を降りる時に一瞬だけ目に飛び込んできた「スタートアップコンテスト」という文字が気になり検索したら募集締め切り前日で速攻で申し込みました。

参加した決め手は、「ブラッシュアップ型コンテスト」で学びながら事業をブラッシュアップしていけるという点でした。

 

 

※画像:Ticnic株式会社の菱山 翔平さん(TSG2020ファイナリスト​)とのコラボレーション。

ー齋藤さんの人生において、TSGはどんな価値がありましたか?起こった変化や気づきなどがあれば教えてください。

大人になればなるほど現実を見て臆病になり、何かにチャレンジすることが怖くなっていた私にとって、改めてチャレンジする楽しさや忘れかけていた熱い想いを思い出させてくれた、貴重な人生のターニングポイントになりました。

多くの起業家の卵たちと出会い刺激を受けましたが、事業に相互作用をもたらす友人と出会いお互いの事業をリスペクトしあえて、TSGを終えてからも応援しあえる仲間と出会えました。

 

飲食業界の垣根を超えた循環型事業へ。

ー今後実現したい世界やビジョンを教えてください。

アボカドという素材で、飲食業界の垣根を越えた事業化を目指しています。
たとえば、現在は輸入しているアボカド種子のストローを国内で製作したり、自分たちで種を植えアボカドの農園を作って運営し、最終的にしっかりひとつの素材を活かした循環型の事業にするのが目標です。

ーこれから起業を考えている方や、TSGのエントリーをされる方に向けて、メッセージをお願いいたします。

400文字と僅かな勇気!これだけで気がつけば人生で1番充実した、楽しく熱い夏を過ごしていました。サポート万全の素晴らしい運営の方々と、熱く語れる仲間に出会えること間違いなしです!安心して飛び込んでみてください!

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[ PROFILE ]

齋藤幸枝さん(2020セミファイナリスト/La Perle代表)

昨年、アボカドジュース専門店「AMAZING JUICE」を創業、現在は吉祥寺にてお店を運営しています。子どもの頃からの夢はパティシエで、ケーキで感動を提供したいと製菓専門学校に進学。卒業後は「パティシエ・シマ」や「セバスチャン・ブイエ」、みなとみらいの結婚式場などで10年間勤務しました。その後、私自身がアボカドジュースに出会い感動し、パティシエの経験を活かしてオリジナルのジュースを開発。このアボカドジュースを通して多くの方に感動を共有したいとポップアップ出店からスタートしました。

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