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【前編】教育を“ゲーム”で変える挑戦 大学4年生CEOの原点とこれから

今井善太郎さん

2024ファイナリスト 最優秀賞/株式会社Classroom Adventure 代表

#TSG2024#男性#20代前半#大学生#学び革命#法人登記前/事業を既にスタート

Posted Date : 2026.01.09

【前編】
教育を“ゲーム”で変える挑戦
大学4年生CEOの原点とこれから

インタビュアー: 鈴木 友里佳(TSG Marketing Team)

鈴木: 今井さん、改めてまして本日はよろしくお願いします。まずは簡単な自己紹介をお願いします。
今井さん: 株式会社Classroom Adventure代表の今井善太郎と申します。現在大学4年生で、同時に会社を経営しています。Classroom Adventureは、ゲームフィケーションとゲームの力を使って社会課題解決ができないか、ということを試しているチームです。

鈴木: TSGは去年、2024年に出場されて最優秀賞を受賞されていますね。おめでとうございます。
今井さん: ありがとうございます。

鈴木: その時に感じたことや、その後の変化はありましたか?
今井さん: TSGで優勝してからちょうど1年くらいですが、本当に今までの人生で一番変化が大きかったなと思っています。それまではサークルみたいな感じで活動していたのが、「本格的に会社になってきたな」と感じるようになりました。お客さんも増えて、やりたいこともどんどん増えています。

鈴木: その中で、今まさに挑戦しようと思っていることはありますか?
今井さん: TSGで、闇バイトの危険性を体験するゲーム「レイの失踪」をリリースしました。そこから、都道府県でいうと40都道府県くらいの自治体や、国との連携も始まっていて、かなりスピードが早いと感じています。もっと広めていきたいですし、もともとチームにアメリカ人が1人いて、僕自身も高校の時に海外に留学していたので、ここからの1年は海外展開にチャレンジしていきたいと思っています。

鈴木: 今井さんは海外に留学されていたんですよね。その時に、今の事業を始めようと思ったきっかけがあったんですか?
今井さん: 中学を卒業した後、高校の3年間はカナダに行っていました。きっかけは、中学校を卒業した時に高校を選ばないといけなくて、30校くらい学校見学に行ったんですが、全然面白そうな学校がないなと思っていたことです。僕はそんなに頭も良くなかったので、あっても偏差値70の学校で、「そこには入れないな」と感じていました。

その時に親戚が「留学もあるよ」と言ってくれて、「やってみたい」と思いました。本来なら留学エージェントに頼むと思うんですけど、何もやり方が分からなかったので、「治安がいいアメリカ」と聞いて、カナダに行きたいと思い(笑)、カナダに行くことだけ決めて、青山にある大使館に行って「留学したいんですけど」と相談しました。窓口の方が優しくて、「この学校どうですか?」と勧めてくれて、そこから留学先が決まりました。

カナダでは、現地の小学校で副担任の先生のようなことを1年くらいやらせてもらったり、現地の日本人に対して日本語学校の先生をしたりと、教育に関わる活動もしていて、それが今に繋がっています。

鈴木: 教育に携わる中で、「もっといろいろなことを教えていきたい」と思った感じですか?
今井さん: 自分が「これを教えたい」というよりは、新しい風が教育の現場にもあった方がいいんじゃないかと思っています。

僕の出身小学校は東京学芸大学附属小学校なんですけど、すごく変わった学校で。先生一人ひとりが大学の教員もやっていて、自分の論文のために自分の教室を持っているようなスタイルでした。生徒のことは「モルモットだ」と言われていて、例えば、ほとんど授業がない先生がいたり、国語しかやらない先生がいたり、教室内に独自の貨幣制度を設けている先生もいました。

僕はすごく貧乏だったので、その貨幣制度はあまり好きではなかったんですが、それぞれの取り組みの良し悪しというよりも、「新しいことを試している状態」そのものが、すごく理想的だと思っています。

なので、大学に入った時は、そういう新しい取り組みをしている先生を支援できるようなことをやりたいと思って、「教育の効果検証」を学びたいと考えて大学に入りました。ただ、やっているうちに、「そんな遠くから援護射撃みたいにするより、自分でまずやってみるべきだ」と思うようになり、始めたのがこのClassroom Adventureです。

鈴木: 実際にやってみて、得られている実感はありますか?
今井さん: まだまだインパクトは全然小さいですけど、「応援してくれる人がすごく多い」と感じています。先生方も普段からとても忙しくて、「新しいことをやりたい」と思っていても、なかなか実行できないことが多かったり、「教えたい」と思っても教えられないことがあります。そういう部分をお手伝いできたり、一緒に取り組めたりすることを、嬉しいと感じてくださる方が多いなと思っています。

鈴木: ありがとうございます。ここからはフリップを使って、今までのテンショングラフを書いていただきたいと思います。
今井さん: こんな感じです。

鈴木: 山が2つありますね。これはいつぐらいですか?
今井さん: 上がっているのが、小学校の時と大学の時ですね。下がっているのが中学校の時です。

小学校の時は、さっきお話ししたように、いろんな先生がいて、とても楽しい時期でした。一方で、中学校の時は結構悩んで「中二病」みたいになった時期でもありました。高校の間もいろいろありつつ、大学に入ってからまたグッと上がって、今、という感じです。

鈴木: 今は少し下がっている?
今井さん: 今は「上がるためにしゃがんでいる」ような時期ですね。踏ん張っているところだと思っています。

鈴木: 大学でテンションが上がったのは、やっぱり仲間に出会えたことも大きいですか?
今井さん: それもありますし、「大学に受かった自分、すごいじゃん」と思って少し調子に乗っていた時期もありました(笑)。

鈴木: この事業に関わることとして、一番最初に「自分の中で何か動いたな」と感じた出来事は何ですか?
今井さん: 1つ目は、小学校で、いろんな先生がいて、好きな先生も嫌いな先生もいて、「学校って面白いな」と思った時期があったことです。

2つ目は、中学校の時で、勉強が苦手だったこともあり、「もっと楽しく学びたい」「学校ってどうにかならないのかな」と思っていた時期があったことです。

3つ目は大学で、本当は勉強がしたくて入ったのに、「勉強するより、自分で動いてみたい」と思うようになったことです。その3つがターニングポイントですね。

鈴木: 高い時も低い時も、今の自分につながっている感覚なんですね。
今井さん: そうですね。どの時期も今の自分にかなりつながっている感覚があります。

鈴木: 今、「踏ん張っている」とおっしゃっていましたが、それはどんな意味合いですか?
今井さん: 今は「超ジャンプをしたい」と思っている段階です。ビジネスとしてはお金持ちにもなりたいですし、同時に、インパクトも大きくしていきたい。でも、まだまだわからないことがたくさんあるので、今は踏ん張って、いろんな人に応援してもらいながら、一気に跳ねたいと思っている時期です。

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PROFILEプロフィール

今井善太郎さん

2024ファイナリスト 最優秀賞/株式会社Classroom Adventure 代表

慶應義塾大学総合政策学部。中学卒業後カナダにわたり19歳まで過ごす。現地小学校でのインターンを通じ教育に興味を持ち、2023年に大学の研究室の仲間とClassroom Adventureを立ち上げる。

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